RailsPanelはGoogle ChromeのインスペクタにRails用パネルを追加するソフトウェアです。

Ruby on Railsは開発速度を飛躍的に向上してくれますが、サーバサイドのログとWebブラウザでの表示を交互に確認するのは面倒に感じていました。そこで使ってみたいのがRailsPanelです。

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Google Chrome機能拡張をインストールします。別途Rails側でのライブラリインストールも必要です。

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サンプルです。インスペクタにRailsPanelが追加されています。

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実行されたSQLも確認できます。

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レンダリングに使われたファイルも確認できます。MacVimなどであればここからクリックして開けます。

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設定です。TextMate、MacVimが対応に上がっています。

RailsPanelを使えば実行されたアクション、使われたテンプレート、実行されたSQLが一目で確認できるようになります。Webブラウザ上だけで確認できるので開発速度がさらに上がりそうです。

RailsPanelはGoogle Chrome/Ruby on Rails用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

MOONGIFTはこう見る

Webサイトの開発においてフレームワークを使わないということが殆ど考えられなくなっています。その中心にいるのはPHPとRailsではないでしょうか。Djangoも有名ですが日本では今ひとつです。Javaはエンタープライズでは強いですが、プライベートで使うには敷居が高いように感じます。

開発者がこの二つに集まっていくならば、その開発者向けのプロダクトもまたPHP/Rails向けに提供していくのが面白そうです。対立するフレームワークを開発するのではなく、それらのトレンドに乗れるソフトウェアを開発するのは面白いのではないでしょうか。

Chrome ウェブストア - RailsPanel

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