PulseRateMeterは指をカメラで撮影することで脈拍を測定できるiPhoneアプリです。

心拍数をとるには何らか機器を脈がとれる部分につけてモニタリングするのが一般的ですが、今回はカメラを使った手法であるPulseRateMeterを紹介します。

[![](http://images.moongift.jp/2012/12/2012-12-25 11.44.06_thumb.png)](http://images.moongift.jp/2012/12/2012-12-25 11.44.06.png)
スタートボタンを押すと開始です。フラッシュがついてとてもまぶしいです。

[![](http://images.moongift.jp/2012/12/2012-12-25 11.45.36_thumb.png)](http://images.moongift.jp/2012/12/2012-12-25 11.45.36.png)
測定完了。94…だと?いえ、これはミスで知らずに顔にあてた結果です。こちらの記事によれば指にあてるとのことです。

[![](http://images.moongift.jp/2012/12/2012-12-26 11.03.24_thumb.png)](http://images.moongift.jp/2012/12/2012-12-26 11.03.24.png)
指に当てた結果。良好な数字です。

PulseRateMeterはiOS向けのアプリであり、カメラを使って脈拍をモニタリングします。上記画像の時には顔に向けていたのですが、本当はそうではないようです(腕でいいように見えます)。正確性については分かりませんが(PulseRateMeterは±5くらいの誤差のようです)実際にそのようなアプリも実在するので、カメラで脈の変化を読み取るというのはありなのかも知れません。

PulseRateMeterはiOS向けのソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

従来専用の機器を使わないととれなかったデータを解析技術によって擬似的に可能にしてしまうというのは面白い試みです。特にそれがスマートフォンだけでできるとなればより利用範囲が広がるでしょう。GPSロガーライクに使えるものもその一つです(バッテリーの消耗が激しいですが)。

カメラではなく動画として撮影前後のデータを残すことで写真から不要なオブジェクト(人物)を取り除いたり、Fryloのように後からフォーカスを変えられるガジェットもあります。従来できなかったことを可能にするようなアプリ、ソフトウェアを考えてみるのはとても面白そうです。

y-matsuwitter/PulseRateMeter · GitHub