ScreenRecorderはiOSアプリの操作ログを動画として保存するソフトウェアです。

iPhoneアプリのユーザビリティテストはWebに比べると大変です。しかしその操作ログがあれば改善すべきポイントが見つかりやすそうです。そのためのソフトウェアがScreenRecorderです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-07 10.12.03_thumb.1357554544.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-07 10.12.03.1357554544.png)
実際に使ってみたデモです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-07 10.12.36_thumb.1357554548.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-07 10.12.36.1357554548.png)
操作は動画として記録されます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-07 10.12.53_thumb.1357554551.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-07 10.12.53.1357554551.png)
タップしたところは赤い丸で表示されます。

ScreenRecorderは既存のiOSアプリに仕込んで利用します。操作は逐次動画として保存されます。FPSは設定で変更可能です。さらに自動でファイルに保存し、ローテーションも行います。App Storeへの提出にも対応しています。

ScreenRecorderはiOS用、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

ユーザビリティテストを行う手法は幾つかあります。アイトラッキングやインタビュー形式は有効な手段の一つですが、テスターは無意識に操作していることも多く、どういった意図をもって操作しているかを聞いても適切とは言えません。

それに対してマウスの動きやアプリの実際の操作ログをターゲットにした場合、暗黙的な操作も浮かび上がってくる可能性があります。そこには大きなヒントが隠されているでしょう。自作アプリのテストに組み込んでみたいソフトウェアです。

kishikawakatsumi/ScreenRecorder · GitHub