Web APIの開発に使えるモックサーバ「EasyMock Server」
EasyMock Serverはnode.jsで作られたWeb APIのテスト用サーバです。
最近はWeb APIを使うシステム開発が増えています。しかし常にサーバにアクセスするのは面倒なのでモックサーバを立ててみましょう。そのために使えるのがEasyMock Serverです。
/user/1というURLにアクセスしました。結果も返ってきます。
実際の裏側。指定されたURL以下にあるJSONファイルを読み込んでいます。
EasyMock Serverは予め設定ファイルを使ってルーティングの設定をします。そしてリクエストされたURLに従ってJSONファイルを受け取って、リクエストされた内容を反映しながら返却するという仕組みです。GET/POSTなどもテストでき、ドキュメントも整備されるので便利そうです。
EasyMock Serverはnode.js製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
外部の公開されているWeb APIを使って開発するのと異なり、内部で使うAPIの場合はAPI側の開発が利用サービス側の開発に追いつかない場合があります。そういった時にモックサーバは役立ちそうです。
もちろん開発しているサーバを立てれば良いのですが、大型なサービスになればそのようなものをローカル環境で立てたり、テスト環境を用意するのも大変になるでしょう。モックサーバであれば仕様に沿って構築しておけば皆で共有できて便利です。