EasyMock Serverはnode.jsで作られたWeb APIのテスト用サーバです。

最近はWeb APIを使うシステム開発が増えています。しかし常にサーバにアクセスするのは面倒なのでモックサーバを立ててみましょう。そのために使えるのがEasyMock Serverです。


立ち上げました。3000番でポートが立ち上がります。


/user/1というURLにアクセスしました。結果も返ってきます。


APIドキュメントも生成されます。


実際の裏側。指定されたURL以下にあるJSONファイルを読み込んでいます。

EasyMock Serverは予め設定ファイルを使ってルーティングの設定をします。そしてリクエストされたURLに従ってJSONファイルを受け取って、リクエストされた内容を反映しながら返却するという仕組みです。GET/POSTなどもテストでき、ドキュメントも整備されるので便利そうです。

EasyMock Serverはnode.js製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

外部の公開されているWeb APIを使って開発するのと異なり、内部で使うAPIの場合はAPI側の開発が利用サービス側の開発に追いつかない場合があります。そういった時にモックサーバは役立ちそうです。

もちろん開発しているサーバを立てれば良いのですが、大型なサービスになればそのようなものをローカル環境で立てたり、テスト環境を用意するのも大変になるでしょう。モックサーバであれば仕様に沿って構築しておけば皆で共有できて便利です。

cyberagent-jp/node-easymock · GitHub