GiraffeはGraphiteのグラフをより見やすくフレキシブルにしてくれるソフトウェアです。

システムのステータスなどをグラフ化してリアルタイムモニタリングできるツールは多数ありますが、その一つであるGraphiteのUIを見栄えよくしてくれるのがGiraffeです。

[![](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-19 14.12.16_thumb.png)](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-19 14.12.16.png)
ダッシュボードです。

[![](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-19 14.12.35_thumb.png)](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-19 14.12.35.png)
データをシリーズごとにフィルタリングできます。

[![](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-19 14.13.10_thumb.png)](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-19 14.13.10.png)
見た目の設定も行えます。

Giraffeは10分程度から7週間程度まで自由に時間を区切ったり、データのシリーズを切り替えたりできます。データはGraphiteのものを使っているのでGiraffe自体はサーバサイドの仕組みを持っていません。面白いソフトウェアです。

GiraffeはHTML/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

この手のツールとしてはmuninなどが知られています。しかし画像生成では再利用性が低いのが難点です。Graphiteはちょっと見た目がごついので取っ付きが悪く見えてしまいます。それをGiraffeがうまくカモフラージュしています。

グラフは見た目次第で受け取る側の印象が全く変わってきます。グラフはトレンドを知るためのツールであり、正確性以上に変化の兆しや今後の状況を掴めなければなりません。より使いやすいグラフを使えば、もっと色々な情報が得られるようになるでしょう。

kenhub.github.com/giraffe/#dashboard=Demo&timeFrame=1d

kenhub/giraffe · GitHub