gVim Portable EnhancedはWindows向けの設定、プラグインを追加したgVimです。

Vimは高機能なテキストエディタです。LinuxのみならずWindowsでも使えますが、それでもベースはLinux向けでWindowsで使う際には色々なプラグインなどをインストールするでしょう。そこで最初からWindowsに対して便利な機能、設定を追加したgVim Portable Enhancedを紹介します。


ファイル構成です。ポータブルなのでインストールいらずです。


フルスクリーンで起動しました。個人的にこれは嬉しい。


ファイルブラウザやタグも予め設定されています。

gVim Portable EnhancedはgVim 7.3.46がベースになっています。そこにタグリスト、バッファーエクスプローラ、Cscope、winmanagerなどのプラグインをインストールし、ファンクションキーを使ったキーボードショートカットやWindowsらしくCtrl+sの保存などもサポートします。何よりポータブルなのですぐに使い始められるのも魅力です。

gVim Portable EnhancedはWindows用のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。

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テキストエディタの環境を整える楽しさもあるのですが、最初はやはり色々揃っている方が使い勝手が良いでしょう。特にEmacsやVimなどのLinux向けエディタを使う場合は最初の設定でつまずくことが多いので、そこで嫌気をさしてしまうと非常に勿体ないです。

とは言え最初の設定さえ越えてしまえばその後のカスタマイズやプラグインの追加によって自分なりの使い方を見いだす必要があるでしょう。まずコミュニティのナレッジを使い、その後は自分なりの使い方を目指す。それがこの手のテキストエディタの楽しみ方です。

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