ネイティブアプリ化もできるDart製Webアプリケーションフレームワーク「Rikulo」
Rikuloはクロスデバイス対応のDart製のWebアプリケーション開発フレームワークです。
Webアプリケーションを開発する際には何らかのフレームワークを使うケースが増えています。今回はRikulo、Dartを使ったフレームワークを紹介します。
RikuloはWebアプリケーションはもちろん、ネイティブアプリを開発するのにも使えます。ネイティブアプリの場合はApache Cordova/PhoneGap(PhoneGap)を利用します。スマートフォン、タブレット、デスクトップを含めて共通のWebアプリケーションを開発する際にぜひお試しください。
RikuloはDart製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
この手のフレームワークは幾つもありますが、Dart製という点においてRikuloは特徴があります。JavaScriptを素のまま使うのに比べるとコーディングのしやすさは上かも知れません。Dart自体がフレームワークのようなものなので、フレームワークの上にフレームワークを重ねるという変わった構造になっています。
さらにPhoneGapを組み合わせることで、Webアプリケーションとネイティブアプリを同時に開発できるのが利点となっています。同じJavaScriptを使うTitaniumに比べると機能不足が否めないPhoneGapですが、Webベースと同じコードが使えるという特徴を活かせるのがRikuloの利点です。