MicrosoftによるJavaScriptのスーパーセットプログラミング言語「TypeScript」
TypeScriptはJavaScriptのスーパーセットであり大規模開発に対応させるためのMicrosoftが開発したプログラミング言語です。
みんなどこまで素のJavaScriptが嫌いだと言うのか…。各社の道をMicrosoftも歩もうとしています。TypeScriptはコンパイルしてJavaScriptを生成する、そんなプログラミング言語です。
IDEっぽくコードのアラートも出ます。きちんと解析される(できる)ということでしょう。
TypeScriptはMicrosoft製とあって、VisualStudio向けのプラグインがあったり、Sublime TextやEmacs、vi向けのプラグインも用意されています。コンパイルはnode.jsを使って行います。型を決めて開発できる分、大規模なWeb開発などで使えるかも知れません。
TypeScriptはnode.js製のオープンソース・ソフトウェア(Apache License 2.0)です。
MOONGIFTはこう見る
GoogleはDart、DeNAはJSX、オープンソースではCoffeeScript、その他HaxeやObjective-Jなどもあります。どこも似たようなことを考え、JavaScriptを新たな言語に進化させようとしています。実際のところどれが良いのかは分かりませんが、最終的に素のJavaScriptに吐き出されるのは変わりません。
それだけJavaScriptの構文や仕組みが大規模な開発には向きづらいということかも知れません。一つは教育や体制による改善と、もう一つは言語を置き換えることでIDEによる大規模開発に対応させるという方法があります。今は後者に注目が集まっていますが、個人的には前者による企業体制の対応に期待したい所です。