ついにここまで。JavaScriptで動作するスーパーファミコンエミュレータ「xnes」
xnesはJavaScriptで作られたスーパーファミコンエミュレータです。
これまではローカルで実行するのが当たり前だったソフトウェアがどんどんWeb上で実行されるようになっています。今回はスーパーファミコンのエミュレータをJavaScriptで実現してしまったxnesを紹介します。
フルスクリーンモードもあります。こうなると普通にスーパーファミコンの気分です。
Web Workerを使ったパターンもあります。これはGoogle Chromeだと遅い…。
xnesはC言語で開発されているスーパーファミコンエミュレータをEmcscriptenを使ってJavaScriptに変換しています。もちろんその後の修正はあると思いますが、実際動いてしまうというのが凄いです。
xnesはJavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
ついにスーパーファミコンでさえJavaScriptで動くようになってきました。ファミコンなどのゲームエミュレータの存在はそれこそ15年くらい前からあるものの、なかなか本家は動こうとしません。おそらく今後もアンダーグラウンドの存在であり続けるでしょう。
任天堂はオンライン戦略については実に失敗しているように見えます。Wiiの成功はあったものの、Wii Uの成功するかどうかは未知数です。タブレット、スマートフォンについても何もしません。個人的にはAmazonくらいのアグレッシブさが任天堂にあれば、もっと面白い展開になっていたのではないかと思ってしまいます。