使ってみんなハッピーに慣れるRubyフレームワーク「Happy」
Happyは軽量なWebアプリケーションフレームワークです。
RubyはRailsの登場によってWeb開発におけるシェアを一気に拡大しました。また、Railsがフルスタックなフレームワークであったため、軽量さを求めた開発者にはSinatraが喜ばれました。そんな二つからインスパイアされたフレームワークがHappyです。
サンプルのコード。config.ruで全てこなし、後はテンプレートです。
実際のコードです。一つのコントローラで全ての処理をこなしています。
Happyの何が良いかと言われればそのネーミングに全てが込められているということでしょう。フレームワークとしてもユニークで、単純な文字列の返却に加えてテンプレートエンジンを利用することもできます。ルーティングもシンプルでメソッドごとの呼び出し変更も簡単にできます。HappyはRackアプリケーションなのも良いです。
HappyはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
Rubyはプログラミングを楽しめるようにという思想があります。それだけに可読性が高く、分かりやすいコードが書けるようになっています。個人的にもPHPやVBA、Java、Perl、Cなど色々な言語を試してきましたがRubyの手軽さ、書きやすさに勝る言語はないように感じます。
そんなRubyにしてHappyというフレームワーク、このネーミングセンスが秀逸です。大型なWebアプリケーションよりも小さなWebアプリケーションの方が世の中には多いですし、人気を集めるのはそういったアイディアが秀逸でピンポイントに刺さる小さなサービスではないでしょうか。ぜひHappyを使って遊んでください。