ErrorBoardはJavaScriptのエラーを監視してログに残してくれるソフトウェアです。

システムでエラーが起きればそれをログに残して対処するというのは一般的です。しかしサーバサイドと違ってJavaScriptでのエラーは意外と放置されているのではないでしょうか。そこで使ってみたいのがErrorBoard、JavaScriptエラーのログソフトウェアです。


エラーを取得しました。


エラーの詳細です。


ソースで見てエラーが起きた場所を確認できます。


対処したらチェックします。

ErrorBoardを使えばブラウザごと、時間ごとにエラーが起きた場所をログに残せます。後はそれぞれに必要な修正を行った後、対処済と印をつけていくのみです。ブラウザやバージョンによって動かないといったケースも考えられるだけに、設置しておくと様々なケースに対する対応が出来るようになりそうです。

ErrorBoardはnode.js/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

システム上のエラーは複合的な原因で起こる場合も多いので、全てのエラーが確実に補足できる訳ではありません。しかし補足できるエラーであればなるべくログに残しておくべきでしょう。ErrorBoardはエラー時にエラーのメッセージ内容、行数、そしてURLを画像のsrcに渡してサーバに記録しています。

同様のエラーが起きた回数も記録できるので、数多いエラーから対応していくようにすればユーザビリティは向上していくでしょう。JavaScriptが多用されるようになっている今だからこそ導入を考えたいソフトウェアと言えそうです。

Lapple/ErrorBoard · GitHub