Titanium SDKのバージョンをCUIで管理「tsm」
tsmはTitanium SDKのバージョンマネージャです。
JavaScriptを使ってiOS/Androidアプリが開発できるTitanium。利用者も多いとは思いますが、SDKの更新頻度が早く追従しきれない人も多いのではないでしょうか。そんな方に使ってみてほしいのがtsmです。
インストールしました。npmコマンドで簡単にインストールできます。
“install バージョン”で任意のバージョンのSDKがインストールできます。
tsmでは古いバージョンから最新の2.0まで任意のSDKをインストールできます。それだけでなくベースの生成を行ったり、ビルドまでtsmから行えます。古いコードを最新版でビルドしてみる、またはその逆など色々な使い方がありそうです。
tsmはnode.js/JavaScript製、Titanium用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
ここ最近、プログラミング環境のバージョンマネージャが流行っています。有名なものとしてはrvm(Ruby)があります。それ以外にも*brewと呼ばれるものではPython、PHP、Perl、nodeなど様々な言語をユーザ環境下にインストールして切り替えて使えるようにしています。
基本的にバージョンが上がるということはバグフィックスやセキュリティ上の問題点が解決されているのでアップデートは良いことなのですが、メジャーアップデートはそれまでのやり方が通じなくなったりするケースもあるので注意が必要です。他のフレームワークやプログラミング言語においても同様の仕組みを考える必要があるでしょう。