CoffeeScriptで全てこなす。node.js製Webアプリケーションフレームワーク「Singool.js」
Singool.jsはnode.jsベースのWebアプリケーション向けフレームワークです。
node.jsを使ってWebアプリケーションを作ってみたいと思う方はSingool.jsに注目です。ページ数少なめのシンプルなWebアプリケーション向けのフレームワークです。
Singool.jsはジェネレータを備えており、コントローラ/モデル/テンプレート/ヘルパーなどに分かれて開発ができます。もちろんルーティングもあります。全体がCoffeeScriptで作るようになっており、ビューなどもCoffeeScriptに従って定義していくことでBootstrapベースのデザインで仕上げられるようになっています。
フォームの入力フィールドも全て定義だけでこなすので、Singool.jsの作法に従って作ればより簡単にWebアプリケーションが開発できます。
Singool.jsはnode.js/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
HTMLは表現力が高い一方、その自由度の高さが災いして重要なはずの機能が疎かになることがあります。iOSアプリやWindowsアプリの開発においては予め多数のコンポーネントが用意されていることもあってデザインは似たり寄ったりになるものの、効率的に目的を達成するアプリケーションが開発できるようになっています。
Webアプリケーションについても今後、同様の道を歩むのではないでしょうか。自由度を捨てる代わりに手早く組み立てられるようになる、業務システムであればそれで十分と言えます。Bootstrapはその一旦を担っていると言えます。クライアントサイドがJavaScriptなので、node.jsも優位と言えるでしょう。