レガシーからモダンまで。Webブラウザによって配信方法を変更する動画プレーヤ「FlareVideo」
FlareVideoはvideoタグ、Flash、動画のフォーマットをWebブラウザに合わせて変更する動画プレーヤです。
レガシー、モダンなWebブラウザ両方に対応した動画プレーヤがFlareVideoです。それぞれの環境に応じて適した配信設定を自動的に行ってくれます。
FlareVideoはvideoタグ、Flashでの再生両方に対応しています。そのお陰でIE7から利用が可能です。さらにFirefoxの場合はOggになったり、SafariはMP4/MOVと選択ができます。テーマはデフォルトの他、Vimeo、Spotify風が用意されています。
FlareVideoはHTML5/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
HTML5がどれだけ広まったとしてもHTML4が消えることはありません。少なくともWindows XPのシェアが無くならない限りはそうでしょう(XPはIE8まで)。となれば求められるのはレガシー、モダン両方のWebブラウザで同じ機能、デザインを実現する技術です。
誰しもが最新の技術を使いたいと思いつつ、負の遺産がそれを邪魔してしまうのでは技術の発展も止まってしまいます。最新の技術をいかにしてレガシーなWebブラウザに適用するか、それを考え開発してみるのは注目を集めやすいのではないでしょうか。