zip.jsはWebブラウザ上でZipファイルを作成したり、読み取ったりするライブラリです。

Web上でZipファイルを作成したり、内容を読み込んだりするのに使えるのがzip.jsです。ファイルの送受信で使えそうです。


メイン画面です。まずファイルをアップロードします。


ファイルを追加しました。自動でアップロードが開始します。


4つファイルを登録しました。ダウンロードボタンを押すとZipファイルがダウンロードできます。


こちらは逆にZipファイルを読み込みます。ファイル構造を読み取れます。


中身のファイルをダウンロードできます。


Zipマネージャです。ファイル構成を見たり、ファイルの追加ができます。


ディレクトリを追加したりできます。

zip.jsはZipファイルの作成や読み込みはもちろん、その内容を変更することもできます。Webアプリケーションで威力を発揮しそうです。Web workersやFileReader、BlobなどのHTML5の新機能をふんだんに盛り込んでいる点も見逃せません。

zip.jsはJavaScript製、BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

オンラインでファイルを送受信する際にそのままではなくZipで圧縮するとサイズが軽減したり、フォルダなどもまとめて送れるのが効率的です。WindowsもMac OSXもエクスプローラやFinder上でファイルのZip圧縮ができるので、使い方さえ覚えればすぐに使えるようになるでしょう。

Webにおいてはファイルの送受信があまり上手ではないイメージがありますが、HTML5の登場によって一気に機能追加がされています。複数ファイルのアップロードはもちろん、ファイルのドラッグアンドドロップによるアップロードも対応するライブラリが作られています。ローカルでファイルを作った後の流れがスムーズになるでしょう。

zip.js

gildas-lormeau/zip.js - GitHub