高度な表現力を実現したJavaScriptフレームワーク「toxiclibs.js」
toxiclibs.jsはtoxiclibsをJavaScriptにポーティングするプロジェクトです。
コンピュータでプログラミングされたデザインを描き出すフレームワークにProcessingを用いたtoxiclibsがあります。それはJavaで開発されているのですが、何とJavaScriptにポートしたプロジェクトが登場しました。それがtoxiclibs.jsです。
渦巻き模様がマウスの動きで大きくなったり小さくなったりします。
コードです。何とJava(Processing用のコード)がそのまま書かれています。
toxiclibs.jsではCanvasタグにtoxiclibsの内容をそのまま記述して動かしているようです。全ての機能がサポートされている訳ではないと思われますが、それでもProcessing用に書いたコードがそのままWeb上でも動かせるというのはとても面白いです。
toxiclibs.jsはJavaScript製、LGPLのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
何でもJavaScriptという風潮が広がっていますが、それでも実用性を出すためにはさらにもう一二歩速度が改善されないと厳しいかもしれません。とはいえWebブラウザも日々進化しているので、間もなくネイティブアプリに劣らない性能を出せるようになるでしょう。
IEであればActiveXやChromeであればNative Clientなど、Webブラウザとは一歩離れた技術もありますが、やはり本命はJavaScriptによるネイティブに劣らない実行環境の実現でしょう。既存のローカルアプリケーションをWebブラウザ上で実現する、それだけで世の中の注目は十分に集められるでしょう。