スマートフォン向けHTML5ベースのゲーム開発フレームワーク「jAction」
jActionはスマートフォン向けHTML5ゲーム開発を効率化するJavaScriptライブラリです。
HTML5を使えばダイナミックなアクションを実現するゲームだって作成できます。そしてスマートフォン向けのHTML5を開発する際に使ってみたいフレームワークとしてjActionを紹介します。
チュートリアルアプリです。まず画像の上に画像を重ねて表示できます。
クリックやタップしたタイミングで画像が変わります。その際デバッグメッセージも表示されます。
画面上部の赤いオブジェクトが動くデモです。下の青い画像をクリックすると動作と停止と切り替えます。
こちらは画像がアニメーションするデモです。アニメーションする内容は画像を連結して定義します。
クリックで左右に動きます。画像のSprite切り替えと左右の動き、両方がコントロールされています。
jActionはタッチイベントなどの他、アニメーションにも対応しています。またデバッグやシーンに切り分けてのプログラミングなど実際の開発に合わせた利用ができるようになっています。
jActionはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
スマートフォンのゲームは総じて隙間時間を狙ったものが多くなっています。そのためシンプルに、かつちょっとした時間ですぐに遊べるものが好まれます。その傾向を考えるとシンプルなゲームはネイティブよりもWebベースのが遊びやすいと感じられるのではないでしょうか。
問題としてはネイティブほどにゲームの存在を広めるプラットフォームが現状存在しないということが挙げられます。既に開発基盤も存在し、かつ実際にゲームも開発されています。後はそれを配信する、広める仕組みに需要があるはずです。