stream.mはWebMフォーマットをライブ配信するストリーミングサーバです。

動画のストリーミングサーバを構築するのは大変ですが、stream.mはFFMPEGと組み合わせてHTML5タグを使ったストリーミングサーバを構築できます。


実際に動画を表示している所です。元にしている動画はWebMフォーマットになります。


こちらはFFMPEGを使っています。動画をWebMフォーマットに変換した後、stream.mのサーバに対してポストしています。変換はリアルタイムに行われつつ、配信もストリーミングで行います。


スナップショットで動画の一場面を画像として取得できます。


Webベースのコンソールも付属しています。ストリーム名ごとに設定したログインID/PWでログインします。


ログインすると動画の受信、配信の帯域利用がリアルタイムに更新されていきます。


変換は随時行われています。

FFMPEGを使っているので大抵の動画ファイルであればWebMに変換してストリーミング配信できるようになります。動画をWeb上に置いておくのに比べてすぐに再生できるのが利点と言えそうです。なお配信フォーマットの関係上、WebM対応のWebブラウザに限定して利用できます。

stream.mはGPL v3のオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

動画を利用したサービスは数多く存在します。それでも尚、そうしたサービスを利用せずに自分で独自に動画を配信したいと考えることもあります。最も単純なのは動画ファイルをそのまま置いておくことかも知れませんが、それでは非効率的です。

stream.mは普通の動画ファイルをそのままストリーミング配信するためのサーバとして利用できそうです。stream.mはWebM限定のようですが、カスタマイズすれば他のフォーマットでも使えるでしょう。HTML5の利点の一つであるvideoタグが活躍できそうな面白いソフトウェアです。

stream-m - A HTML5 compatible WebM live streaming server - Google Project Hosting