node.jsでライトなWebアプリケーションを組むのに最適なフレームワーク「Strata Web Framework」
Strata Web Frameworkはnode.js用のWebフレームワーク。Sinatraライクな記述ができる。
Strata Web FrameworkはJavaScript/node.js製のオープンソース・ソフトウェア。Webアプリケーションを開発する際に開発効率を向上するフレームワークの存在は欠かせない。だが何でもできるフレームワークというのは総じて大型で、ちょっとしたものを動かすのは向かないことが多い。
コード
そこで注目したいのは小さなWebアプリケーションを開発するためのフレームワークだ。Rubyで言えばSinatraが人気だ。そんなSinatra風フレームワークのnode.js版と言えるのがStrata Web Frameworkだ。
素のnode.jsを使ってWebアプリケーションを構築することはもちろんできるが、よりシンプルにしてくれるのがStrata。クエリパラメータの取得、エラーハンドリング、セッション、リダイレクト、URLのリライト、ファイルアップロード、Gzip圧縮などがサポートされる。
Webブラウザからアクセス
アクションのハンドリングもシンプルで、app.get("/", function(){})というようなSinatraさながらの書き方で追加できる。RackやWSGIに影響を受けたフレームワークとのことで、使い勝手は良さそうだ。素のnode.jsではちょっと…と思っていた方はStrata Web Frameworkを試してみよう。
MOONGIFTはこう見る
Webフレームワークの選定基準は様々にあるが、使い勝手の良さで選ぶのは間違っていない。また、極力ライトなものを選んだ方が良いだろう。そうすることでフレームワークへの理解もしやすく、いざという時（フレームワークの開発が停止するなど）にも自分でメンテナンスできる。
PHPを除けばWebシステム開発において何らかのフレームワークを使うのが当たり前になっている（PHPですらフレームワーク利用が多くなっている）。世の中には様々なフレームワークがあるので、日々色々チェックしてトレンドを把握してほしい。