diggyはパズル、シューティングゲームに使えるHTML5製のゲームエンジン。

diggyはHTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。Webブラウザでゲームができるようになると、PCを使っていてちょっと空いた時間にゲームを興じれるようになる。そうなればグラフィックスやストーリーに富んだものより、カジュアルなゲームが好まれるようになるだろう。


デモのシューティングゲーム

ゲームのジャンルは多々あるが、昔から人気の高いジャンルにシューティングがある。もし自分でもシューティングゲームを作ってみたいと思うならばそのベースにdiggyを使うといいだろう。

diggyはDHTMLによるゲームエンジンで、様々な2Dゲームに利用できる。デモではシューティングゲームが提供されており、Bombadaのようなパズルゲームも作ることができる。マウスのクリックや矢印キーのアクションにも対応し、物理エンジンも内包されている。


マップエディター

Spriteに対応し、一つの画像を切り分けて表示することで高速な描画を可能にしている。デスクトップはもちろん、iPhoneなどのスマートフォンをターゲットにしたゲーム開発もできる。マップエディターのサンプルもあり、画面を作るのも容易にできそうだ。それほど大きくないフレームワークだが、多機能で色々と作れそうだ。

MOONGIFTはこう見る

スマートフォンでは画面が小さく、指先でのタッチ操作ではミスが増えてしまうこともあってアクションゲームよりもパズルゲームに人気が集まっている。ゲーム中でポーズできれば、ちょっとした待ち時間などにささっと遊べるのが利点だ。この隙間時間の活用を意識する必要がある。

そしてその隙間時間をより効率的にするために(体力回復に時間がかかる場合、それを瞬時に回復させるアイテムが有料になる)課金モデルが存在する。パズルゲームでもそれは同じだ。diggyのようなフレームワークを覚えておけば、面白いアイディアもわくのではないだろうか。

Diggy: open source JavaScript game engine (with example game) - Lost Decade Games Blog

lostdecade/diggy - GitHub