そろそろ実用レベル。Webベース、HTML5製のマインドマップ「mindmaps」
mindmapsはHTML5で作られたマインドマップソフトウェア。ドラッグでのノード移動、カラー変更に対応。
mindmapsはHTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。色々な情報が飛び込んできて、なかなか考えがまとまらない時にお勧めなのがマインドマップだ。情報をカテゴリに基づいて分類していけば、頭の中がすっきりして別なアイディアが湧いたり、広がっていくだろう。
マインドマップと言えばFreeMindが最も有名かもしれない。だが時代はWebアプリケーション化が進んでいるのだ。そんな中注目したいのがHTML5製のマインドマップ、mindmapsだ。
mindmapsは中央にノードがある状態からはじまるマインドマップでTabキーを押すと子ノードが作成される。兄弟ノードを作成するには一旦親ノードに戻って再度タブを押す必要があるようだ。ノード同士をつなぐ線は自動的に引かれ、ノードをドラッグすると自動的にラインも移動する。
ラインと文字の色は自由に変更できる。太字やフォントサイズも変更できる。変更はノード単位なので、カラフルなマインドマップにすることもできるだろう。データはHTML5のローカルデータとして保存するほか、JSONで出力して後で取り込むこともできる。所々フローティングウィンドウによるヘルプも表示されており、好感のあるインタフェースだ。
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
[/s2If]
MOONGIFTはこう見る
Webベースのマインドマップも増えてきた。マインドマップは個人で作る場合もあるが、多人数で相談しながら作成するケースが多いのでWebブラウザによるコラボレーションが向いているソフトウェアと言えるだろう。マウスで動かしたりする分、コラボレーションは難しそうだがそろそろ実用レベルのものが出てきてもおかしくなさそうだ。
データも出力もCanvasタグを画像化するソフトウェアを使えばそのまま画像として保存できる。そうした外部のライブラリを組み合わせることで容易に高度なWebアプリケーションが開発できる時代になっている。とても面白い。