ネット接続デバイスが多様化しているからこそ。HTML5のマルチデバイス対応Webフレームワーク「Joshfire Framework」
Joshfire Frameworkはテレビやタブレット、デスクトップなどマルチデバイスに対応したWebフレームワーク。
Joshfire FrameworkはHTML5/node.js/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。インターネットに接続するデバイスはとても多様化している。はじめはデスクトップだけだったが、ノートPC、携帯電話、スマートフォン、タブレットさらにテレビやPSPのようなデバイスもインターネットを利用する。
Webサービスを提供する中で、どのデバイスに対して情報を届けるかはとても大事なことだ。アクセスが多くないから切り捨てて良いという訳でもないだろう。そこで使ってみたいWebフレームワークがJoshfire Frameworkだ。
Joshfire Frameworkはマルチデバイスに対応したWebフレームワークだ。テレビやPC、タブレット、スマートフォンなど多様なデバイスに対して最適なコンテンツを表示、配信できるようになっている。ユーザビリティも考慮されておりタッチやKinectの操作、リモコン、マウスなどによる操作にも対応する。
さらにWebブラウザにおいてもHTML5に対応していれば広く利用が可能だ。デモでは写真の一覧表示やフィードリーダー、TEDの動画ビューワー、ツイートを地図にマッピングするWebアプリケーションなどが公開されている。それぞれ色々なデバイスで見るとJoshfire Frameworkの面白さが分かってくるだろう。
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MOONGIFTはこう見る
今後、スマートフォンにおいてはWebKitベースのWebブラウザが人気を集めるだろう。またそれ以外の携帯電話についてもOperaがHTML5対応したブラウザを投入するはずだ。さらにApple TVやGoogle TVのような形でTV市場もWebブラウザを使うようになるはずだ(アクトビラはNetFront系)。
そうなればHTML5が新しいデバイス上でふんだんに使われるようになる。デスクトップ向けにはレガシーな技術、それ以外のデバイスにはHTML5といった具合に棲み分けができるかも知れない。またモバイルインターネットは既にPCのインターネットアクセスを越えている。この事実はJoshfire Frameworkのようなフレームワークの普及を後押しするだろう。