Ghost Writerは万年筆、マジック等をリアルに再現した絵描き用ソフトウェア。

Ghost WriterはHTML5/JavaScript製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。HTML5は徐々に本格導入されつつあるが、まだまだ実験的なプロダクトが多い。だがプログラマーにとっては、今こそ遊べる状況だ。色々試し、遊ぶ中で新しい可能性を見いだすことができる。


ものすごくリアル

今まではローカルでしかできなかったような操作がWebベースで実現するようになっている。特にペイント系は面白い。そこで今回はGhost Writerを紹介しよう。

Ghost Writerは古めかしい紙のようなボックスにペンを使って書き込めるソフトウェアだ。驚くのはそのリアル感ある存在感だろう。万年筆、マジック、スプレーといったペン種があり、切り替えて絵を描くことができる。なお筆者環境では色を変えることはできなかった。


スプレー

そして面白いのは描いた順番を記録しておく機能だ。これによって再生ボタンを押すとこれまでに書いた内容がスムーズに再生される。ペイントとはまた違うが、これは非常に面白い。Ghost Writerくらいのリアルさがあると、スタイラスとiPadを組み合わせたりすると非常に書きやすいかもしれない。

[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]


マジック(プレミアム限定)

[/s2If]

MOONGIFTはこう見る

まず一目見た時のインパクトが半端ではない。圧倒的な存在感がそこにはある。やはりデザインがソフトウェアの品質に与える影響はとても大きい。これがマウスカーソルで描くだけのものであったら面白みは少ないだろう。デザインが優れているだけで、とても品質高いソフトウェアに感じられる。

実際に処理される内容はそれほど凄い訳ではない。ペイント系のソフトウェアは既に溢れているし、HTML5ベースのペイントソフトウェアも幾つか存在する。Ghost Writerは多機能では分、やり方を理解するのは難しくないかもしれない。HTML5の勉強にもぴったりだろう。

Skookum/ghostwriter - GitHub