Go普及の鍵になるか。Google App EngineのGo用SDK「App Engine Go SDK」
App Engine Go SDKはGoogle App Engine上でGoを利用するためのSDK。
App Engine Go SDKはPython、Go製のオープンソース・ソフトウェア。Google App Engineが登場したとき、対応言語はPythonのみだった。次に取り入れられたのはJavaで、開発者の裾野も広がった。そしてバージョン1.5になったタイミングで取り入れられたのがGoだ。
GoはGoogleが開発したプログラミング言語で、シンプルで高速、安全そして並列処理を得意としたプログラミング言語だ。Goを使ったGoogle App Engine開発をはじめたい方はApp Engine Go SDKを使おう。
App Engine Go SDKはGoogle App EngineのGo用SDKで、PythonがWebサーバなどに使われている。現時点でData Store、メール、Memcache、タスクキュー、URLフェッチ、認証などの一通りのApp Engineの機能をサポートしている。
デモプログラムとして、カウンター、ゲストブック、Hello Worldなどが提供されている。英語以外の出力は対応しているのだが、フォームからの入力でエラーが出てしまった。まだ本腰を入れるには早いかもしれないが、Goの普及を一段と加速させるのは間違いないだろう。
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MOONGIFTはこう見る
Goはコンパイル系言語とあって、あまりWeb系で使うイメージはなかった。だがHTTPのハンドリングをするオブジェクト、コントローラ、モデル、テンプレートと基本的なMVCはできている。今後フレームワークが登場すれば、Python以上にもてはやされる可能性だってある。
コンパイル系言語ではあるものの、実行中にコードを修正してもその場で即座に反映されるのでスクリプト言語のノリで開発ができそうだ。新しい言語を覚えるのは大変だがわくわくすることでもある。この機会にGoに取り組んでみたいと思ったらぜひダウンロードしてみよう。