開発がもっと楽しく。Githubの課題管理フロントエンド「Github Issues」
Github IssuesはGithubの課題管理を行うフロントエンド。
Github IssuesはJavaScript/Objective-J製のフリーウェア。ここ数年で一気に伸びたリポジトリ管理サービスと言えばGithubだろう。それまでのサーバ集約型だったリポジトリ管理から分散型のGitを使うことで開発者の人気を集めている。
メイン画面
Githubは単なるリポジトリ管理サービスではない。プログラマー同士のコミュニティになっている。それはオープンソース・プロジェクトが最も良く知る所だろう。そんなGithubの課題管理フロントエンドがGithub Issuesだ。
Github IssuesはGithubの各プロジェクトにおける課題管理をメンテナンスするためのソフトウェアだ。3ペインの構成になっており、左側にプロジェクト、右上に課題の一覧そして右下に課題の詳細が表示される。Github Issuesから課題を追加することが可能だ。
課題登録画面
また課題に対してコメントしたり、クローズすることもできる。課題の詳細にはアイコンが表示されるのが格好いい。認証はAPIキーを使って行う形式になっている(キーは設定画面で確認できる)。なおシステムはCappuccinoを使っており、Webベースもダウンロードアプリも用意されている。
MOONGIFTはこう見る
意外なことにソースコードリポジトリサイトで積極的にWeb APIを公開しているサイトはあまり多くない。Google Codeでさえそうだ。開発を補助するのみで、単なるコンテンツストレージになってしまっているのだ。Githubはそれをコミュニティと判断した点が大きい。
オープンソース自体コミュニティなのだからもっと積極的にコミュニティを促す仕組みを設けていくべきだ。その結果としてGithub Issuesのようなソフトウェアが生まれてくる。このような視点はとても大切だろう。