Firefox4の実力を知る。HTML5/CSS3による惑星情報「The Planetarium」
The PlanetariumはFirefox4のデモとして作られたCSS3の実演ソフトウェア。
The PlanetariumはHTML5/JavaScript製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。技術的にどれだけ面白かろうが、ぱっと見て分かるものでないとインパクトが薄れてしまう。逆に言えば見た目の迫力があるとみんなを虜にする可能性もある。
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Gmailが登場した時のAjaxの感触に皆が驚いた。また、Railsが出てきたときの10分で動くものを作ってしまう所でみんなが熱狂した。そしてHTML5だ。Firefoxだからこそ(という訳ではないが)見せられるのがThe Planetariumだ。
The PlanetariumはFirefox4のリリースに合わせて開発されたデモアプリケーションだ。HTML5やCSS3を駆使して開発されている。実際に動いているものはWeb O' Wonderで確認することができる。太陽系の惑星が並び、クリックするとアニメーションしながら惑星に関する情報が表示される。
惑星の説明
WebGLのような技術は使っていないが、CSS3の表現力の高さを知るにはぴったりなデモと言えるだろう。あまりの完成度の高さに、これを修正したり何かに転用しようとは思えないかもしれないが、まずは何ができるのかを知るのが大事だ。
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地球もある(プレミアム限定)
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MOONGIFTはこう見る
JavaScriptもCSSもHTML5の波に乗って一気に進化している。表現力が高まり、Webブラウザ上だけでできる処理がとても増えている。Webブラウザさえあれば、メールもインターネットも画像編集やオフィス文書作成等も一通りこなせるようになっている。WebブラウザはChromeもFirefoxもマルチプラットフォームで動作する。
IE9も登場し、HTML5へ本腰を入れて取り組める段階になってきている。まず何ができるのかを知り、その上でコードを見て研究し、どういう手法を使っているのかを学ぶのが重要だ。そうすれば新しいものを作ってみたいという欲求も働くはずだ。