code_swarmはオープンソース・ソフトウェアのリポジトリをビジュアル化するソフトウェア。

code_swarmはJava製のオープンソース・ソフトウェア。オープンソース・プロジェクトの面白い所は、そのソースコード自体がコンテンツになるということだ。コードのある行に対してコメントしたり、コーディング体系について疑問を呈したりする。そうしたコミュニティが面白い。


Rubyをビジュアル化

そうしたコミュニケーションの結果がリポジトリに詰まっている。10年以上も開発が続けられているプロジェクトは、その苦労も喜びも全てがリポジトリの中にある。そんなオープンソースのリポジトリを輝かせてくれるのがcode_swarmだ。

code_swarmはリポジトリビジュアル化ソフトウェアとでも言うべきソフトウェアだ。外部のリポジトリを取り込み、それを動画にするのだ。日ごとにデータが流れていき、コミットしたユーザやその量によって輝きが変わってくる。


記念すべき初コミットの花火

対応しているリポジトリはSubversion/CVS/Git/Mercurial/Perforce/VSS/Starteam/Wikiswarm/Darcsとなっている。まるで花火のようにコミットが輝いていくのは見ていて引き込まれる美しさがある。幾つかの有名なプロジェクトについては動画も登録されているのでぜひ一度見てみてほしい。

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取り込み画面(プレミアム限定)

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http://www.vimeo.com/1076588 Apacheの動画

MOONGIFTはこう見る

どれだけ急成長を遂げたとしても、長年に渡る蓄積だけは真似ることはできない。歴史の中で培われてきたナレッジは暗黙知となって脈々と引き継がれ、ソフトウェアの品質を高めていく。新しいプロジェクトではその点が分からず、同じ過ちをしてしまうケースも多い(それもまた経験だが)。

とにかく長く継続して続けることこそが価値がある。その蓄積だけは誰にも否定されない。そして継続したデータは一つの場所に留まっていくことでその価値を高めていく。code_swarmはまさにそうしたオープンソース・ソフトウェアの素晴らしさを感じさせてくれる、すごいソフトウェアだ。

via Codeswarm - software visualization of project repositories

code_swarm

codeswarm - Project Hosting on Google Code