使い道色々。Google App Engineを使ったTwitterボット「twibot」
twibotはGoogle App Engineを使ってTwitterボットを構築するためのソフトウェア。
twibotはPython製/Google App Engine用のオープンソース・ソフトウェア。日本人にはFacebookよりもTwitterの方が合っているようで、人気がとても高いWebサービスになっている。日本語では140文字もあれば相当多くの情報を詰め込めるのも要因かもしれない。
ボットから。twibotに管理画面はない。
そんなTwitterの使い方として人気があるのが自動的にメッセージを送信するボットと言われるタイプのシステムだ。全く関係ないツイートをするものもあれば、キャラクターを作ったり、返信するものもある。そんなボットを簡単に作るためのソフトウェアがtwibotだ。
twibotはTwitterクライアントであり、ボットの基盤として簡単に利用できるソフトウェアだ。あらかじめ用意した単語リストから自動的にツイートするもの、リプライに対して返信する動作が可能だ。ツイートするタイミングも指定できる。
twilogにあるデータを取り込む画面
さらにtwilogにあるデータを取り込んでそのデータを用いてマルコフ連鎖による文字列自動生成も行えるようになっている。こちらの方がより人間的(?)かも知れない。Google App Engineを使っているので、誰でも無償で手軽にTwitterボットが構築できるはずだ。
MOONGIFTはこう見る
無関係なツイートをただ繰り返すだけのボットでは面白みはないが、アニメのキャラクターであったり、何らかの人物になりきったツイートは購読している人も多い。またボットに対してツイートすると、その内容をそのままフォロワーに対して発信する拡散タイプも人気がある。
いずれもtwibotの応用でこなせることだろう。テキスト解析にYahoo!テキスト解析を用いるなど、Twitter以外の処理でも参考になる点が多いと思われる。Twitterボットは様々な使い道が考えられるのでtwibotを覚えておくと利用できる場面が多そうだ。