HTTPアクセスをビジュアル化する「htracr」
htracrはNICを監視してWebアクセスをビジュアル化する。
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htracrはnode.js/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。Webサイトを開発、運営しているとどんどん新しい機能が追加されていき、徐々に重たくなってしまう。そんな時にFirebugなどを使ってネットワークアクセス状態を見るとびっくりするほど多数のコネクションができていたりする。
美しいグラフィックス
自分はもちろん、競合サイトなどがどのようにネットワークを使っているのか、華麗に表示してくれるソフトウェアがhtracrだ。描画の奇麗さに見とれてしまう面白いソフトウェアだ。
htracrはnode.jsを使っているので、Webサーバとして起動する。さらにpcapを利用しており80番ポートの利用について監視を行うようになっている。つまりプロキシのようにして動作するのではなく、htracrを起動しておけば後は勝手にNICを監視してくれるのだ。
実際にはサーバにアクセスしてスタートボタンを押した所で監視が開始される。後はどこかのWebサイトにアクセスすれば良いだけだ。80番ポートに限定されるが、個々のアクセスはもちろん、その遅延などについても棒グラフと曲線で滑らかに描画される。見ているだけで面白いソフトウェアだ。
リクエスト内容の確認もできる
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グラフ化するというのはとても大事だ。数値化するのも大事だが、ぱっと見て分かるというのはやはりグラフ化にあるだろう。一つのサイトにアクセスしただけで数十のコネクションが張られていたり、重たい処理があったりすればhtracrを通じて見た目で分かるようになる。
細かな補正、改善の結果は数値化されている方が分かりやすいが、全体のイメージはhtracrのが掴みやすい。どちらも使いこなせばWebサイトの改善に役立つはずだ。
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mnot/htracr - GitHub