ターミナルからTumblrへ投稿する「Twistr」
[s2If current_user_can(access_s2member_level1)]
TwistrはターミナルベースのTumblr投稿ツール。
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Twistrはシェルスクリプト製のフリーウェア(ソースコードは公開されており、権利は主張しないとのこと)。Webサイトをブラウジングしていて、気になった写真やテキストを保存しておきたい時に便利なのがTumblrだ。様々なデータをとにかく放り込んで酸くラッピングしておけるのが良い。
テキストを送信する
そんなTumblrだがローカルからファイルをアップロードしたり、メモをしておくのにも利用できる。その時にいちいちWebサイトにアクセスしてデータ追加というのは面倒だし、専用フロントエンドを立ち上げるのも時間がかかる。そこで使えるのがTwistrだ。
Twistrはbashスクリプトで書かれたTumblrクライアントだ。この手のツールはRuby、Python、Perlといったスクリプト言語で書かれることが多いので非常に珍しい存在と言えるだろう。ターミナルでTwistrを呼び出し、text/photo/videoのいずれかを指定する。
スクリーンショットもアップロードできる
後はテキストファイルや画像、動画のパスを指定する。さらにタイトルやタグを指定することが可能だ。完了すれば投稿IDが返却される。とてもシンプルだが、ふと使いたくなった時にすぐに使えて便利だ。パスの通った所に置いておけば、きっと役に立つだろう。
MOONGIFTはこう見る
Web APIを使ったツールを作る際に、常時立ち上げるタイプなのか必要になった時だけ立ち上げるツールなのかは大きな分かれ道だ。常時立ち上げる方が目に触れる機会が多い分、利用機会が多いように感じられる。だが一度邪魔に感じられると使われなくなってしまうのもこの手のツールだ。
対してTwistrのようなツールは一度便利さを味わうと手放せなくなってしまう。さらにWebシステムとTumblrを連携させたい時にもターミナルから呼び出すだけで使える利便性がある。使いどころは多いのではないだろうか。
Twistr
kiike’s twistr at master - GitHub