Gas Maskはhostsファイル専用のエディタ。

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iOSの人気に伴ってMacを購入する人が増えている。企業ユースではまだまだWindows優勢だが、個人で購入する人の割合は多くなっている印象がある。そうなると非開発者であっても快適に使える環境構築にニーズが集まってくる。MacPortsありきではいけないのだ。

各バージョン管理システムも手軽に使えるフロントエンドが必要になるし、開発環境が一気に整うソフトウェアも必要になるだろう。普通の人たちがMac OSXを使いこなす、そんな情報にもニーズがありそうだ。


Gas MaskはMac OSX用のオープンソース・ソフトウェア。社内で開発環境を構築したり、自分のPC内で開発した機能をテストする際に使われるのがhostsファイルだ。これを修正してネットワークのアクセス先を変えるのは開発者なら誰しもが行うだろう。

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GUIで編集

 

Mac OSXはどちらかと言えば開発者人口が多かったので、hostsファイルの修正なんて誰でも手作業で行っていたことだろう。だがデザイナーの方でも開発環境に触れる必要が出たり、開発者でない人も利用するようになった今、Gas Maskのようなソフトウェアも必要になりそうだ。

Gas Maskはちょっと危険なネーミングではあるが、使い方は至ってシンプルなソフトウェアだ。起動すると専用のエディタが立ち上がり、hostsファイルの内容が表示される。その状態で自由に編集が可能だ。多少のハイライト処理があるのが便利だ。

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メニューから変更

 

さらにhostsファイルを複数作成することもできる。これによってプロジェクトによってURLを切り替えるのも簡単になる。またリモートにhostsファイルを置いて、適用する機能もある。これは複数人での設定共有に便利だろう。

メニューバーに常駐するので、そこからhostsファイルを切り替えて適用できるようになっている。非開発者にとっては便利なソフトウェアになりそうだ。

 

via Gas Mask [dps]

gmask - Project Hosting on Google Code

 http://code.google.com/p/gmask/