UglifyJSはJavaScriptを解析し、難読化および可読化処理を行う。

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UglifyJSはJavaScirpit/node.js用のフリーウェア(ライセンスはZLIB-like license)。JavaScriptはサーバサイドの言語が何であれ、Webブラウザ上で動作するプログラミング言語としては共通している。つまりインターネット上で最も利用されているプログラミング言語といえる。

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難読化例

 

最も利用されているだけに活用できる幅が広がれば、より生産性が高まったり、インターネットの高速化につながる可能性がある。WebアプリケーションなどでJavaScriptを多用しているなら注目したいのがUglifyJSだ。

UglifyJSはJavaScriptのパース、難読化および逆に可読化を行うライブラリだ。コンソールベースでも動作し、JavaScriptファイルを指定して難読化処理などを行うことができる。パースした上で難読化しているので、単なるホワイトスペース削除などに比べるとより小さなサイズになるだろう。

実際、YUIの難読化に比べてより小さく(とはいえGoogle Closureに比べると若干大きい)まとめることができる。サイズが小さければ使用する帯域も減り、高速化が実現する。JavaScriptを活用するならば見逃せないライブラリだ。

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MOONGIFTはこう見る

node.jsを使っており、APIが公開されているのでGoogle Closureよりも手軽に使えるかも知れない。素のjQueryになると相当大きいが、UglifyJSを使えば半分以下になる。自分たちのサービスで使っているライブラリも試してみるといいだろう。もちろんテストコードを書いた上で、動作がかわらないことを確認しなければならないだろうが。

また、独自のパーサは興味深い。JavaScriptを解析して別なコードに変換するようなこともUglifyJSを使えばできるようになるかも知れない。

 

デモ

 http://marijnhaverbeke.nl/uglifyjs

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mishoo’s UglifyJS at master - GitHub

 https://github.com/mishoo/UglifyJS