ColoredはRuby製/Windows、Mac OSX用のオープンソース・ソフトウェア。ターミナルは基本的に白黒(人によっては黒緑かも知れない)の世界だ。だからこそ重大なエラーの場合などに色付きでメッセージを表示するとインパクトがある。

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ターミナルで簡単に色づけ

 

ターミナルなどではカラー表示の他にも太字や下線などの文字装飾に対応している。だが何となくやり方が面倒そうで使われていないイメージがある。そこで利用したいのがColored、簡単にカラーメッセージを可能にするライブラリだ。

ColoredはStringを拡張しており、テキストの後に指定するだけで簡単にターミナル上に色をつけてメッセージを表示できる。例えば「“this is red”.red」これで赤い文字が表示される。同様に.red_on_blueと指定すれば背景色が青で赤い文字のメッセージが表示される。

.bold.blueのようにチェーンでつないで実行することもできる。Railsであれば「logger.debug “hey this is broken!".red_on_yellow」なんて使い方も可能だ。Windowsでもwin32consoleをインストールすれば使えるようなので、エラーメッセージを出す際などに使ってみたいライブラリだ。

 

defunkt’s colored at master - GitHub

 http://github.com/defunkt/colored