テキストの差分をHTML表示する「HTMLDiff」
HTMLDiffはRuby製のオープンソース・ソフトウェア。画像系、動画系とWebサービスは多数あるが、それでも最も多いのはテキスト系サービスだろう。ブログやTwitter、フォーラムとテキストは最もシンプルなコミュニケーションに用いられる。
HTMLタグを使った差分を出力する
そんな中、テキストが繰り返し保存される中で必要になるのがバージョン管理のようなシステムだ。更新前に以前の状態と比較して差分を表示するような場合に使えそうなのがHTMLDiffだ。
HTMLDiffはテキストとテキストを比較して、異なっている部分をinsタグを使って表現する。追加されている場合はdiffinsをクラスに指定したり、削除されている場合はdelタグを用いる。後はCSSで表示を行えば良いだろう。なお複数行には対応していない。
そのため複数行の場合は別途diffコマンドなどを使って差分を取得し、その結果をビジュアル的に表現する際にHTMLDiffが使うという方法になりそうだ。ワード単位の比較ができるのでどこが異なっているのかすぐに分かるはずだ。
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