Windowsにもソフトウェア更新情報を「WinSparkle」
WinSparkleはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。Mac OSXではアプリケーションごとに更新チェック機能が当たり前のように実装されている。それはアプリケーション更新通知機能ライブラリが存在するからだ。それがSparkleだ。
更新通知を出すライブラリ(紹介動画より)
シンプルに組み込めて、起動時にアプリケーションの更新チェックを行うので常時起動のよく分からないプログラムを使ったりしてユーザビリティを損なうこともない。Windowsアプリケーションに組み込みたいならばWinSparkleを使おう。
WinSparkleはSparkleにインスパイアされて開発されているソフトウェアだ。単体で利用するものではなく、別途開発されているソフトウェアに組み込む。DLL化されているのでそれを組み込み、後はAPIを呼び出せば良い。MITライセンスなので商用にも組み込むことが検討できる。
アップデート通知ウィンドウではChangeLogを表示したり、インストーラーをダウンロードさせることもできる。面倒な手間なくすぐに最新版が利用開始可能だ。WinSparkleを使うと定期的に更新チェックが入るので、最新版のアプリケーションを常時提供できるメリットがある。それによって不用意なセキュリティホールになるのを防いだり、利用頻度を確認することもできる。開発者、利用者双方にとって便利なライブラリだ。
WinSparkle: updates for Windows
vslavik’s winsparkle at master - GitHub