iPhoneでオブジェクトのドラッグ&ドロップをサポートする「DragKit」
DragKitはiPhone/iPad用のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。iPhone/iPadに求められるのは直感的なデザインだ。事細かに説明したり、使い方を覚えるのに時間がかかるようなアプリは敬遠されてしまう。思った通りに動かせるのが大事だ。
iPhone版。アイコン画像は自由に変更可能
そのためにはテキストよりも画像やアイコンを使ったり、選択肢を少なくするような工夫が必要になる。iOS4以降、デフォルトでも使われるようになっているドラッグアンドドロップ操作を有効に使えるようにするのがDragKitだ。
DragKitはiOSアプリでドラッグアンドドロップを使えるようにするライブラリだ。ドラッグするオブジェクトを二回タップすると、アイコンが表示される。それをそのまま動かすと各コンポーネントにドロップできる。サンプルとして、CDジャケット画像をお気に入りに登録するといったものが挙げられている。
iPad版
ボタンやツールバーなどにドロップが可能だ。ドロップ可能なオブジェクトはハイライト表示されるのですぐに理解できる。PCでは当たり前なドラッグアンドドロップもiPhone/iPadだと新鮮だ。あまり多用するのはお勧めしないが、使いどころを選べばユーザビリティが高くなるだろう。
DragKit
zac’s dragkit at develop - GitHub