iPhoneにも対応したビジュアルプログラミング環境「Tersus」
TersusはWindows/Mac OSX/Linuxに対応したオープンソース・ソフトウェア。ビジュアルプログラミングは誰しもが夢を見る。コードの羅列ではなく、見た目でオブジェクトを配置したりしてプログラミングができればどれだけ面白いだろう。エラー処理などはもちろん環境が隠蔽してくれれば良い。
コードを書かずにビジュアルプログラミング
もちろん高度なソフトウェアは無理だろうが、かつてのVBのようにユーザがちょっとしたツールを自分たちのために作りたいと思った時に使えるかも知れない。そんなとき、プログラミングコードを書くよりもビジュアルな方が使い勝手が良い。そのためのソフトウェアがTersusだ。
Tersusはビジュアルプログラミング環境を提供する。画面のデザインも含めて一つのファイルの中に全てが詰め込まれる。iPhoneやMac OSXなど様々なプラットフォームに対応したWebアプリケーションが開発できるようだ。オブジェクトを配置していくだけで開発できるのだが、あまりにも細かいので作るのはかなり難しいかも知れない。
実行はサーバサイド
データベースへの接続はもとよりTwitterのようなWeb APIを叩いてデータを取得することもできる。オブジェクトをダブルクリックすると拡大し、さらに詳細な設定を行うようになっている。ファイル構成は違うが、ベースにEclipseを使っているらしい。
ビジュアルプログラミングが実現すればユーザコンピューティングは一気に広がるはずだ。Tersusはまだ難しい面もあるものの今後に期待がかかる。
執筆時のバージョン
1.3.55
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