Pythonで拡張できるクリップボード履歴管理「ClipboardExtender」
ClipboardExtenderはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。クリップボードにコピーした内容をそのまま使うというのは希で、大抵何らかの加工をしてから利用する。例えばメールの引用風にテキストを加工したり、コピーした内容からHTMLタグを取り除くと言った具合だ。
ツールから操作できる
一つしか枠がない、使い勝手の悪いクリップボードを拡張しつつ、そんな加工まで行ってくれるソフトウェアがClipboardExtenderだ。加工するターゲットは主にテキストになると思われるが、普段行っている処理が自動化できるようになりそうだ。
ClipboardExtenderにはクリップボードの履歴管理機能がある。デフォルトで最大100個まで管理できる。管理している内容はCtrl+Shitf+Vで表示できる。そこで貼り付ける内容を切り替えたり、内容を加工することが出来る。
スクリプト例
加工はプラグインを作って自作できる。IronPythonを使って作る方法と、標準入力から文字列を受け取りつつ標準出力に返す実行ファイル形式の二つが選択できる。いずれも手軽に拡張が作れるだろう。普段業務の中で繰り返しているような作業があれば、ClipboardExtenderを使って高速に自動化できそうだ。
執筆時のバージョン
0.01a
ClipboardExtender プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP