リモート接続を一手に管理するマルチタブターミナル「Terminals」
TerminalsはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。Webが全盛の昨今にあって、リモート接続は誰しもが経験するものだ。WindowsであればクライアントとしてTeraTermやPoderosaが有名だ。一つのサーバだけでなく、同時に複数のサーバに接続するのも当たり前になっている。
複数のサーバに接続する
リモートサーバに接続するのはSSHのみとは限らない。リモートデスクトップのような接続方式もある。そんな多様な接続方式に対応し、かつネットワーク関連のユーティリティを多数内包したソフトウェアがTerminalsだ。
TerminalsはSSHやTelnet、VNC、RDP、VMRC、RAS、HTTPなど様々なプロトコルに対応している。パスワードの保存機能もあり、設定を保存しておけば次回からはクリックだけでリモートサーバに接続できるようになる。ターミナルウィンドウのカスタマイズができず、日本語は文字化けてしまった。
Whois機能など
さらにリモート接続だけでなく、Terminalsからコントロールパネルの項目を呼び出したり、WhoisやTrace RouteなどのコマンドをGUIから呼び出すこともできる。パケット監視やポートスキャナなど実に多機能だ。サーバ情報をAmazon S3へ保存する機能などあまりに豪華な気もするが、かゆいところまで手が届きそうだ。
執筆時のバージョン
1.8c
2009年02月03日 誤字修正。
Terminals