クロスプラットフォームのシンプルなテキストエディタ「FXiTe」
FXiTeはWindows/Linux向けのオープンソース・ソフトウェア。テキストエディタの選択によってプログラマの生産性は大きく異なる。何も機能が多数であれば良いわけではない。手になじむ使い勝手の良いものを選ぶのが大事だ。
エディタ画面
普段使っているテキストエディタがどうも…と思うながらどんどん新しいものを使ってみるべきだ。ライトなエディタが良い、という人向けにFXiTeを紹介しよう。ちなみに筆者環境では日本語の入力がでいなかったのでその点はご注意いただきたい。
FXiTeはWindows/Linuxで動作する。GUIツールキットにFoxを使っている。40を越えるプログラム言語に対応したハイライト処理ができるが、自動ではなく手で言語を選ぶ必要がある。Luaスクリプトエンジンを搭載し、マクロ機能がある。
設定画面
主立った機能はボタン化されておりツールバーから選ぶだけで実行できる。HTMLまたはPDFのエクスポートに対応している。タブ文字や改行の表示/非表示をメニューから選べるのは便利だ。タブに対応しており複数のファイルを開ける。正規表現に対応した置換やブックマーク機能(後でブックマークした位置にジャンプできる)、Ctagsに対応している。
Foxはある程度Windowsとの親和性があるが、それでも若干インタフェースに違和感を感じるかも知れない。それでもLinuxと共通のソフトウェアで使えるのは便利そうだ。
執筆時のバージョン
0.4
fxite - Project Hosting on Google Code