InAppSettingsKitはiPhone向けのオープンソース・ソフトウェア。iPhoneアプリは個々に独立しているので、設定画面が必要になる。そんなアプリケーションごとの設定画面を一所に集約してくれる機能がiPhoneにはある。それが設定アプリからたどる機能だ。

IMG_0933.PNG

設定機能を実装するのに便利なモック

 

アプリケーションを適切に開発すれば、ここにアプリケーションがリストアップされるのでユーザビリティが高くなる。だがどうやって開発するか迷うかもしれない。そのような時にはInAppSettingsKitを使ってみよう。InAppSettingsKitはまさに設定機能を作るためのライブラリだ。

InAppSettingsKitではテキストフィールドやリストからの選択、トグル、スライダーといった設定でよく使いそうな項目が並んでいる。アプリから設定画面を呼び出す機能があり、さらに設定アプリ内部にもInAppSettingsKitがリストアップされるようになる。

IMG_0935.PNG

設定アプリにもリストアップされる

 

設定機能を作りたいならばInAppSettingsKitを真似て実装するのが早そうだ。これからiPhoneアプリ開発に挑戦される方はぜひご覧いただきたい。

執筆時のバージョン

 1.0

 

InAppSettingsKit - Put settings in your iPhone apps easily

 http://www.inappsettingskit.com/

futuretap’s InAppSettingsKit at master - GitHub

 http://github.com/futuretap/InAppSettingsKit