Haskell製のWikiエンジン「Gitit」
GititはWebベースのオープンソース・ソフトウェア。世界中には様々なプログラミング言語が存在するが、その一つとしてHaskellをご存知だろうか。筆者自身あつかったことがないので詳細は省くが、遅延評価と呼ばれる機能が特徴的な関数型プログラミング言語だ。
見やすいインタフェースのWikiエンジン
仕事や趣味で使っているプログラミング言語を深く探求するのも良いが、新年でもあるし新しい世界に踏み出してみるのも面白そうだ。GititはHaskellを使って作られたWikiエンジンなので、Haskellの学習にはぴったりなソフトウェアと言えそうだ。
GititはWebサーバも提供されるソフトウェアで、起動すると5001番ポートで立ち上がる。画面はWikipedia風で、表示と編集、編集履歴そしてノートが付けられるようになっている。日本語のタイトルページを作成することも可能だ。
編集画面
左側にはメニューがあり、ページの一覧やファイルのアップロード、検索ができるようになっている。LaTeXやRTF、OpenOffice ODT、MediaWikiフォーマットなどでエクスポートもできる。Atomフィードの出力もあり、実用的な機能も多い。
プログラミング言語を覚えるには実際に手を動かすこと、そして参考になるプログラムを見てみるのが良い。Wikiであれば動作がどのようなものであるかは容易に察しがつくだろう。Haskellにトライしてみたい方はGititを参考にどうぞ。
執筆時のバージョン
0.7
jgm’s gitit at master - GitHub