MySQLのデータベースで差分を取る「Mysql Database Structure Compare」
Mysql Database Structure CompareはRuby製Windows/Linux向けのオープンソース・ソフトウェア。データベースを使ったWebシステム開発が当たり前になりつつある。だがデータベースの構造におけるバージョン管理は煩雑なケースが多い。
RubyだがGUIアプリケーション
特に運用時におけるスキーマ変更を適切に行っていないばかりに余計なエラーを起こすようなケースもある。そこで使ってみたいのがMysql Database Structure Compareだ。Mysql Database Structure Compareは二つのデータベースを比べてその差分を抽出するソフトウェアだ。
比較元、先ともにホスト、ユーザ名とパスワード、データベース名、ポート番号を指定できるようになっている。一つがローカル、一人はリモートであっても利用できる。比べた結果はSQLとして出力されるので、同期するならSQLを実行するだけで良い。
Create tableやDrop tableはもちろん、カラム単位のAdd/Dropにも対応している。ローカルで開発した後、運用サーバへ適用する前にチェックする目的にも使えるだろう。Railsのようなマイグレーションが使えない開発で便利なソフトウェアだ。
執筆時のバージョン
0.2
via MySQL Database Comparison Software Mysql Structure Compare [gHacks]
RubyForge: Mysql Database Structure Compare: Project Info