印刷機能を使ってPDFを作成する「CutePDF」
CutePDFはWindows向けのオープンソース・ソフトウェア。PDFを作成するだけなら無料でできるのが当たり前になっている。WebページのURLを指定して変換するサービスや、データベースの内容をPDFへ出力する機能をもったソフトウェアも多い。だが個人で使うなら最も手軽なのが印刷機能を使ったものになるだろう。
印刷すると保存先を聞かれる
印刷機能を使った場合、表示されているものをそのままPDF化できるのが利点だ。後はアプリケーションが印刷機能を持っていれば良い。この類のソフトウェアも数多いが、今回はオープンソース・ソフトウェアのPDF作成ソフトウェアとしてCutePDFを紹介しよう。
CutePDFはWindowsのプリンタとしてインストールされるソフトウェアで、印刷を行う操作でPDFの出力が出来る。印刷ボタンを押すとファイルの保存場所が聞かれるのでファイル名を付けて保存すれば良い。ただPDFを作成するだけで類似のソフトウェアのように多機能ではないが、最低限のニーズは満たせるはずだ。
日本語を選択するとこのようになってしまう…
日本語の出力や、埋め込みにも対応している。Webページを印刷した所、透明テキストの配置がずれてしまったが日本語もコピーすることもできた。なお印刷の際にはGhostScriptを使って行われている。意外と注目なのがサポートOSがWindows 98/ME/2000/XP/2003/Vista/7と幅広いことだ。余計な機能不要でPDFを作れれば良い、という方はぜひ。
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