開発時の便利なローカルメールサーバ「Papercut」
PapercutはWindows向けのフリーウェア(ソースコードは公開されている)。システム開発を行っている時に最も厄介なのがメールの取り扱いだ。メールサーバがなければエラーが起きるし、かといってサーバを立てて本当にメールが出てしまっても困る。本物に近いデータを使っていて、間違ってメールを送ってしまったなんて経験は誰しもがあるのではないだろうか。
ローカルで立てる開発用メールサーバ
そのような時に便利なのがローカルコンピュータ上で立てるメールサーバだ。開発環境の設定さえ行えば、これでメールの送信ができるようになる。Windowsの環境であればPapercutを使うのが手軽で良さそうだ。
Papercutを起動するとタスクトレイに常駐する。後は任意のプログラムからメール送信を行うとPapercutが受信してくれるようになる。もちろんlocalhost:25でプログラム側のメールサーバの設定を行っておく必要がある。
転送設定
受信したメールは一覧になり、個々のメールごとに件名や本文を参照できる。受信したメールをさらに別なサーバに対して転送することも可能だ。ローカルで開発している際にテストを行ったりするのに便利に使えるだろう。何よりローカルに貯まっている限りはミスは起こらないという安心感がある。
プログラムからメール送信を行うと、一気に数百通のメールを送信ミスすることも容易だ。間違って送信するようなことのないよう、Papercutを使って安全策を講じよう。
Papercut