簡易画像編集もできるバグ報告用スクリーンショットツール「Bug Shooting」
Bug ShootingはWindows向けのフリーウェア。システム開発においてテストは重要なステップだ。そしてテストにおいてバグ報告の仕方は大事だ。分かりやすい報告をすれば修正も早い。ただ文字だけで説明するよりも、スクリーンショットがあった方が分かりやすいだろう。
設定画面。各種BTSに対応
Windowsでスクリーンショットを撮って報告に使おうと思うと意外と面倒くさい。PrintScreenを押して、ペイントなどに貼付けておかしい部分が分かるように加工して保存する。そしてバグトラッキングソフトウェアなどに添付するのだ。これはあまりに面倒くさい。
そこで使いたいのがBug Shootingだ。Bug ShootingはWindows向けのスクリーンショット撮影ソフトウェアで、撮影したスクリーンショットを加工するエディターがついている。それも報告しやすいようなマーカーや矢印、文字を追加するといった編集が簡単にできる。
エディタ画面
画面の一部だけをそのままで、他をグレーアウトするような加工も簡単だ。さらに各オブジェクトはドローのようになっており配置した後で向きや大きさを変えることもできる。さらに編集された画像を著名なバグトラッキングシステムに送信する機能もある。
Joel on Softwareで知られるJoel氏の開発しているFogBugz、BugTracker.NET、SharpForgeなどがあらかじめ設定としてあり、メールやSkypeに送信することもできる。その他自分でURLを設定することもできるのでTwitPicのようなアプリケーションにも送信できるだろう。
テストしてバグがあったらキャプチャを撮ってBug Shootingで加工、さらにバグトラッキングシステムに送信と、とてもスムーズに作業が行えるようになる。バグトラッキング以外でもヘルプ作成などでも役立つ便利なソフトウェアだ。
Bug Shooting