OSのインストーラーというと、CDまたはDVDを利用する。メディアは大きく、傷に弱く、DVDではバックアップを取るのも大変だ。もし万が一傷がつけばインストールできない事態になり、メディアを買い直さないといけない。これははっきり言って面倒だ。

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USBメモリをインストーラーに

 

そこで考えるのがUSBメモリの活用だ。フタ付きのタイプを使えば落としたくらい何ともない。数GBのUSBメモリも今は安い。その時に使うのがWinToFlashだ。

今回紹介するフリーウェアはWinToFlash、USBメモリをWindowsインストーラーにするソフトウェアだ。

WinToFlashはWindows XPにVista、そして最新のWindows7のインストーラーにも対応したソフトウェアだ。WinToFlashを起動し、DVDドライブとUSBメモリのドライブを指定すれば良い。後は自動的にデータをコピーしてインストーラーを作成してくれる。

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ウィザードに沿って進めるだけで作成できる

 

後はUSBメモリからブートして、インストールを行えば良い。DVDドライブがないPCでも使えるのは便利だ。一度作ってしまえばDVDは使わなくなるので、傷つく恐れもない。USBメモリは頑丈であるし、万が一壊れた場合は再度作成すれば良い。

DVDのバックアップを作るというのも一つだが、扱い勝手の悪さは変わらない。WinToFlashはシステム管理者にとって便利なソフトウェアになりそうだ。

 

via Make a bootable USB installer for Windows XP, Vista, 7 with WinToFlash [Download Squad]

WinToFlash - Install Windows from usb - Home page

 http://wintoflash.com/home/en/