SubnetCalcはMac OSX向けのオープンソース・ソフトウェア。ネットワーク接続の設定を行う際に必須なのがサブネットマスクの計算だ。クラスCの255.255.255.0のようなものはほぼ慣例的に覚えているが、そのネットワークをちょっと拡張したり、公開されたIPアドレス含めて範囲で設定なんてなると途端に分からなくなってしまう。

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アドレスの多彩な表示が可能

 

ネットワーク技術者であれば当然分かりきったことだろうが、専門外の方(筆者含め)にとっては設定を失敗してネットワークにつながらない、なんて事態にもなりかねない。そこで使うのがSubnetCalcだ。SubnetCalcはサブネットマスクの計算をしてくれるソフトウェアだ。

SubnetCalcは指定したアドレスをビットマップ表記にしたり、バイナリや16進数での表示への変換ができる。またサブネットの範囲を設定することでどのような範囲でアドレスを設定するかを表示することもできる。SubnetCalcを使えば自分の設定が正しいかどうかを確認することもできる。

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サブネットの計算に使える

 

サブネットとは逆にスーパーネットの設定をすることもできる。ネットワーク構成の組み替えなどで役立つのではないだろうか。ネットワークエンジニアの方は用意しておくと便利に使えるだろうし、そのための勉強を行う方にとっても役立つソフトウェアだ。

# 2009年09月15日ソフトウェア名の全面修正

 

mulot.net > SubnetCalc for MacOS X

 http://subnetcalc.free.fr/