Webサイトをスライド化する「SiteFlow」
通常、Webサイトは縦に長くなる傾向がある。そのため縦書きの文字はほとんど使われず、横書きで下へ、下へ伸びていく。そのため、あまりページが長くなるとページネーションとしてページを区切って読み進めるようになっているのが一般的だ。
Webページをスライド化して読みやすくする
だがこのページネーションは果たして便利な機能だろうか。都度マウスでクリックしたりするのが面倒だし、縦長のページを移動するのも大変だ。そこでSiteFlowが登場した。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSiteFlow、Webサイトの可読性、操作性を向上するJavaScriptライブラリだ。
SiteFlowはJavaScriptで提供されるソフトウェアで、ブックマークレットとしても動作する。主な機能は二つで、一つはページ内の移動に関する機能で、もう一つはページネーションに関係する機能だ。ページ内の移動処理では、Ctrl + 上または下矢印で見出しごとに移動する機能が提供される。
操作動画
HTML構造をきちんと整理していれば、これは読み進めるのが容易になる。また、ページネーションの機能は左右の矢印キーを使って次のページ、前のページに移動する機能だ。Shift + HomeまたはShift + Endで一番最初または一番最後のページに移動することもできる。
アニメーションしながら動く機能は見ていて面白い。長いページでも矢印キーを使ってさくさくと読み進められる。全てのサイトで使える訳ではないが、小説サイトなど文字を読ませる専門サイトで使えば、ユーザビリティが高まるのではないだろうか。
Small labs Inc. siteFlow: turn websites into slides
http://www.smallmeans.com/tools/siteflow/
siteflow - Project Hosting on Google Code