Twitterの登場によって短縮URLサービスが注目を集めているようになっている。TinyURLのように皆で使うものもあるが、ff.imのようにFriendFeed.comが独自で提供するものもある。ITエンジニア向けプロフィールサービスの達人でも「tjn.in」のように独自で構築したものを使っている。

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管理画面はなく、ブックマークレットが表示されるのみ

 

独自で構築した場合、セキュリティ的な懸念は低くなる。フィッシングサイトへの誘導などやブランディング的な意味を考えると独自で構築した方が良いだろう。そこで使ってみたいのがShortcoreだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはShortcore、PHPで作られた短縮URLシステムだ。

Shortcoreは管理画面などはなく、ブックマークレットを使って指定したURLの短縮版を作成する。その際、IDを渡すことによって指定したIDを使った短縮URLが作成可能だ。個別の場合、6文字もハッシュ値がいらない場合もあるのでさらに短いURLを作成できるだろう。

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プレビュー画面

 

各短縮URLをクリックすると、まずプレビュー画面が表示される。そこでさらにクリックすると実際のURLにジャンプする仕組みだ。このプレビューを介するかどうかはカスタマイズできるので必要に応じて変更すれば良い。

WebサービスとTwitterを連携させようと思うと長いドメインは問題になる。そこで短縮URLを使うようになるのだが、既存サービスと切り離して考えるなら使ってみたいソフトウェアだ。

 

winks’s shortcore at master - GitHub

 http://github.com/winks/shortcore/tree/master